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thumb DAZ Studio は DAZ 3D 社製の3次元コンピュータグラフィックス (3DCG) ソフトウェア。正式価格は$249.00だが、2012年に「期間限定」で無料化されたが、その後は完全に無料となったようである。2015年現在、最上位のDAZ Studio Proが無料でダウンロード及び利用が可能である。(ただしユーザー登録が必要) Smith Micro Software社製の3DCGソフトウェア・Poser7用に作られたコンテンツとは互換性があり、そのまま利用することができるが、Poser8以降の機能を使って作られたコンテンツは互換性がないためDAZ Studioでは利用できない。Victoria4/Michael4等、DAZ 3D社が販売するPoser用コンテンツはすべてDAZ Studioで利用可能である。 == 概要 == 既製の人体モデル(DAZ Studioではフィギュアと呼ぶ)をモーフでキャラクターを作りレンダリングし、画像や動画を作成する。フィギュアのモーフ(顔立ち、体型、表情)やポーズ、テクスチャ、服などのデータは購入するか別のソフトウェアで作成するのが一般的であり、 DAZ 3D社の公式ショップでは多数のアイテムが購入できるほか、モデラーのHexagon、Carraraや景観生成ソフトのBryceなどのソフトも販売されている。そもそもDAZ Studio自体がDAZのショップの商品の一つとして、本来有料のものが期間限定で無料で販売されるという形式となっており、入手にはDAZ 3Dのアカウントが必要。 DAZ社は元々Poser向けに「Victoria」(女性フィギュア)や「Michael」(男性フィギュア)と言ったフィギュアやアイテムを販売しており、「Victoria 4」や「Michael 4」と言ったフィギュアが主力であった世代(第4世代)より以前では、DAZ Studio向けフィギュアはPoserとの互換性があった。そもそも、これらのフィギュアは元々Poser向けフィギュアであり、自社で販売しているPoser向けアイテムの販売促進のためにPoserと互換性のあるDAZ Studioを無料で配布し始めたという経緯がある。VictoriaやMichaelシリーズはPoser向けフィギュアとして事実上の標準であり、第4世代フィギュアまではDAZ 3D社とPoserは共存関係にあった。しかし、2011年にPoserとDAZ Studioがそれぞれ互換性の無い独自の新フィギュア技術を採用したことから、それまでのような共存関係はなくなった。 「Genesis」フィギュア(第5世代)が標準搭載となったDAZ Studio 4.0以降ではGenesisに合わせた独自の新機能を搭載し、「Victoria 5」や「Michael 5」と言った第5世代の主力フィギュアもGenesisフィギュアのモーフ(派生フィギュア)として扱われるようになったが、Poserの新フィギュア技術に互換性が無いことからPoserで利用することはできなくなった。 以前は、正式名を「DAZ|Studio」と称していたが(略称は「D|S」)、DAZ Studio 4.0以降では普通に「DAZ Studio」と称している。 バージョン3までは、利用者登録が必要であるものの、基本システムは無料で頒布されていた。バージョン4では基本システムが一時期有料化されたが、バージョン4.5からは全ての機能を含んだハイエンド仕様のDAZ Studio Proが無料で提供されている。基本となる人体フィギュア、Genesisシリーズの全てのベースモデルと、服や髪・背景オブジェクト等のコンテンツがいくつか付属しており、インストールしてすぐに使い始めることができる。また、ビギナー向けにアプリケーション上で使用方法を解説してくれるインタラクティブ・レッスン(英語)も搭載されている。 2015年6月時点での最新版はバージョン4.8 。 2009年12月、発売元のDAZ Productions社は3Dアバター技術を持つイスラエル企業であるGizmoz社(2003年創立)と合併を発表した。今後、DAZ StudioやDAZ製フィギュアとアバター技術の融合した新製品や新サービスが期待されているが、販売サイトのユーザー情報等について、当面のところは大きな影響はないとのことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DAZ Studio」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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